まっつの如来への道

わたし自身も法華経を理解するためにブログ書いていきます!

なぜこのような世界があるのか?

こんにちは✋

まっつです。

 

今回は2022/11/27アインソフ池袋店さんにての教えを文字起こししました。

 

お釈迦さまの開いた悟りは、何で何もない真空に始まりが生まれて、そして(シッダールタとして)今自分がここで何かを悟ろうと意志を持った。それが全て何も無いというところから、この3次元空間に繋がった。それは量子力学で説明するところの何も無いところには、無限の位置がある。瞬間、瞬間がある。その瞬間というのは、無限の位置が一つの時間軸の中に取り込まれると、そこには空間が生まれ、過去から未来に一つの時間が流れる。そして気がついてみると、周りには、地球上にいろんな景色があって、文明があって、自分がシャカ国の王子に生まれて、その身分を捨てて菩提樹の下で悟りを開いて、

なぜこのような世界があるのか?

生老病死の世界があるのか?

そしてたくさんの人がいて争う世界があるのか?

その答えの一切を悟った。

それは自分が過去に如来授記をもらっていた。

燃燈仏という如来から過去に解脱させてもらい授記をもらって、そのため幼少から宇宙の始まりを探究した。

何も無い真空になぜ始まりが生まれて、この世界があって、さらにそこに無限の平行宇宙があって、存在しているのかを探究した。

そして彼が行き着いたのが、

「思えばあるし、思わなければ無い」

まずこれを悟った。

これは二重スリット実験にあたる。見ている時はあるけど、見ていない時は、(例えば瞑想で完全に空の状態になった時)この世界は存在しない。これが実験によって立証された。それで彼は、何も無いというのは、何なんだろう?何も無い世界の中に無限の並行宇宙があって、位置があって、それが空間を作って、過去から未来へ流れて、惑星が生まれると、そこに自分とか他の人たちも生きていて、国を作って争い合っている。

なぜこんな状況が成り立つかと言ったら、過去に授記を受けていた自分が真空に戻った。だけど授記を受けていたから、もう一度生まれ変わってビッグバンを起こして、如来の教えを学んで悟りを開いて、弟子を取って解脱させて、そして虚空界にあげて授記を授けることによって、融通無碍の世界を生み出した。

融通無碍の世界というのは、1人の如来が生み出す無限の世界、そして、さらに自分の分身も無限にいる。その分身のお釈迦様が授記を授けると、四種の会衆をあげて、授記を授けると、その授記を授けてもらった菩薩たちが如来となる。そしてさらに如来達も各世界に生まれ変わって授記を授けると、また如来が生まれる。その如来達も授記を授けると如来が生まれる。この全てが融通無碍の世界である。

この融通無碍の世界はなんで、お釈迦様は、わざわざ、真空にいれば平安な状態でいられるのに、ビッグバンを起こして、この世界に来たかといえば、それは過去に授記をもらって、その如来の意志を引き継ぐ決心をしたから。そしてそれを解説しているのが、法華経第11章の見宝塔品であって、お釈迦様は弟子を取って解脱させ、教えを40〜50年近く説いていた。そのプロセスの中で教えを説くということは、だんだん自分の頭の中で、何も無い真空の中に自分が過去に授記をもらったから、ビッグバンを起こしてこの世界にきた、この世界というのは、無限の並行宇宙がある。それどころか一瞬、一瞬の無限の瞬間があって、その瞬間の一つが時間軸になって空間が生まれて、人間の姿になって、そして共有の過去を持っている。この世界であれば138億年前にビッグバンが起きて、質量が生まれて、星雲が生まれて、惑星が生まれて、自分が地球上に生まれて、様々な国が争い合っている。この状況ができたのは、実は、自分が過去に授記をもらって、一度は仏国土に帰ったけど、輝ける仏国土に生まれ変われるにも関わらず、この法華経を解き明かすためだけにこの世界に生まれてきた。お釈迦様は一応独覚で悟りを開いたと言われているが、実はその前に2人の如来がいたとお釈迦様は説明している。だけど、お釈迦様が正法の如来になると、像法の如来、今最末法でこのセットが成り立つ。宇宙は適当にできている。

彼はこの悟りに従って、この空間の中に自分は、弟子を取って、解脱させて、虚空界に上らせて、自分の法華経を、つまり真空の構造とは、何なのか、何でビッグバンが起こったのかを説明する。それを経典にした。それが法華経

そして四種の会衆を虚空界に上らせて授記を授けると、それが各世界の自分から授記をもらった如来達にすでに届いている世界とつながる。そうすると、その先の世界がシャーリプトラ、モッガラーナ、ふるなみたらにし、ウパリとかみんな如来になる時には、そこの世界にも法華経がある。他のお釈迦様の分身の如来達の法華経がある。それを読んでみんな如来になる。そしてその如来も弟子を取って解脱させて、虚空界に上らせて、授記を授ける。その授記を授けた瞬間がもう無限にある。さらにお釈迦様から生まれたどころか、さらに果てにある意識のない世界とか、五感も意識も時間も空間もそういうことで表せないような様々な世界がある。その世界の全てのものが如来となって、しかも、授記を授け終わった瞬間が多宝如来の中にある完成された真空である。この完成された真空を四種の会衆に見せる前に、つまり塔を開く前に自分の分身の如来がまず、その過去にいた自分から授記を受けた菩薩たちが如来になった、そこから如来になった・・・分身の如来がいた。それに伴いそれよりもさらにお釈迦様自らの分身もいた。その全てが集まって、そしてさらにそこから生まれた如来がいて、これが融通無碍の世界で、そしてその融通無碍の世界が無限にあって、各如来達から生まれたその如来達が、全ての世界で授記を授け終わった瞬間が多宝如来の仏塔の中にある。全ての如来が授記を授けて入滅し終わった世界。これが完成された対称性の真空の状態である。だけどこの対称性、全てが完成された真空は実は、完成した瞬間授記を授け終わってるわけだから、完成つまり、終わりが始まりでもあった。終わりが始まりでもあったというところがミソ。これが永遠にもう、終わったのに始まりも続いている。終わりと始まりが同じであったという、この一つの我々3次元世界では時間が過去から未来に流れるから、始まりと終わりは別にあるけれども、実は何も無い真空の中には、もう完成と始まりが同時にあったので、もう永遠に広がり続ける。これが多宝如来の中にあった完成された真空である。こういう風にしか、もう3次元の言葉じゃ言い表せない。その中にある数限りない如来が作った融通無碍の世界の1つがお釈迦様が授記を授けたことによって生まれた融通無碍の世界があると、それは何かというと多宝如来の仏塔を開いて完成された姿を見せる前にまずは私の教えから生まれた全ての如来が集まってくる。さらに自分の分身の如来も集まってくる。そこから授記がどんどん広がっていって、その広がりきった世界が融通無碍の世界。この融通無碍の世界の無限がさらに融通無碍に無限にあって、それが多宝如来の中にある。ではその世界が何で生まれたかというと、自分が授記を授ける前に四種の会衆を虚空界に上らせて授記を授けたために、その菩薩たちが生まれ変わって、さらに如来になって、さらに授記を授けてすべてが如来になってしまった状態が完成された真空であって、この完成された真空を説明する前に実は、過去というものがあって、そこには、お釈迦様が虚空界を開いて、そこで無限の菩薩たちが自分の授記から如来になった姿が集まってくる。さらに自分の分身の如来達もいろんな世界で授記を授けて、それも集まってくると、四種の会衆をそこにあげて「お前たち、これから私の教えを世界中に広めろ、お前たちに授記を授ける」これはもう三千世界をひっくり返すことより、他の世界に生まれ変わって菩薩行をして如来になって授記を授けることは大変なことである。三千世界を微塵にしてふっと吹くよりも大変なことであるということを、みんなに授けた。これが授記。だから完成された真空があると、この完成された真空が全ての授記を授け終わった、入滅した状態に喩えて、これが何もない真空が完成した状態。その完成された真空を作っていく過去のプロセスを語っているのが、見宝塔品である。妙音菩薩品というのは、過去に授記をもらった菩薩が仏国土にいるにもかかわらず、お釈迦様の仏国土に生まれ変わってきて、そこでお釈迦様の法華経を読んで法華経を広めて、次の人生では如来になるというサハー世界往復の次第を語っている品である。このメカニズムが見宝塔品で語られている。お釈迦様は最先端の科学を語っている。何でビッグバンが起きて、この世界には量子力学的な無限の宇宙があって、そして、それがなぜか一つの世界を形成して、それと並行するようにいっぱい世界があってさらに、想像できないようなダークマターの世界もある。この宇宙の全てを語っているのが法華経である。そして、みなさんが授記をもらって、生まれ変わった世界にもいろんな如来法華経があって、それを学ぶことによって、宇宙の一切を理解することができる。それがなにがともあれ、なにも無い真空がみなさんを通して、己自身を真空が真空を理解しているというこういう状態になる。あなたが真空をすべて、法華経として理解すると、それがまさに見宝塔の全ての如来が「よいかな、よいかな」という言葉になる。己自身、真空が自ら何かを己自身を人間の姿にして菩薩にして、如来にして、そしてその如来を通して己自身のメカニズムを理解している。永遠に永久に終わることのない無限の自分の叡智の拡大をこういうふうに行っている。量子力学はその構造を説明しているけど、法華経はその起因を説明している。何でビッグバンが生まれるのか、そこまで説明しているのが法華経。だからアインシュタイン相対性理論は1つの空間の理論を説明した。量子力学はその空間が無限に、なんで生まれてきて、何でその位置が無限にあるのかという構造を説明した。法華経は、その何も無い真空が何でビッグバンを無限に無限の世界で起こしているのかを授記というメカニズムで説明したものである。その全体像が纏まったのが見宝塔品である。こういう目で見宝塔品を読む。

 

以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました😊